『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

2006-02-18から1日間の記事一覧

行きたいからといって……

行けるとは限らない。三浦悦子の「デザーテッド・ドールズ」見に行きたいなぁ……。 なにやら、3月から京都の「京町屋」というところでもやるらしいです。京都だったら、憧れのアスタルテ書房に行けるし、行きたいなぁ……(タイトルに戻る)。 そう言えば、三浦…

澁澤龍彦、最後の文業

澁澤龍彦・巌谷國士「裸婦の中の裸婦」読了。澁澤龍彦には珍しく、共著という形で出版された本。 咽頭ガンで澁澤龍彦が入院した時点から、巌谷國士が引き継いでいる模様。 内容は二人の人物が一つの美術品について対話する画文集。バルテュス、クラナッハ、…

異教と異境と異郷の話。

ロード・ダンセイニ「ペガーナの神々」読了。ダンセイニ卿は、タルホやラヴクラフトに影響を及ぼしたひとだとか。特にラヴクラフトは分かりやすいぐらい影響を受けてるなぁ、と。特にドリームランド系。 収録作品は表題作の「ペガーナの神々」と「時と神々」…

晶文社ミステリが打ち切り

<晶文社ミステリ>についてのお知らせ あまり晶文社ミステリには縁がないのだけれど、気になるニュース。ジェラルド・カーシュの「壜の中の手記」だけは読んでおきたいので、近いうちに買っておこう。 晶文社は文芸書は出し続けると言ってるけど……ペースが…