『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

時代は2.0なの?

未だにR・D・レインと「ソラリス」。寒くて手がかじかみます(暖房は炬燵のみの人)。
さておき、最近web2.0という言葉が流行ってますね。
さっきまで本家wikipediaの項目:web2.0を翻訳してみてたんですが、面倒くさくなって放棄。以下、web2.0が示唆する意味合い大雑把訳。

・機能や情報をエンド・ユーザに提供するプラットフォームとしてのweb。
・コンテンツは広く公開され、制作者が与える制限は分散され、共有したり再利用したり出来るようになる。対話的な市場となる(?)
・より深く互いを関連づけるwebの技術により(?)、組織化され細分化されたコンテンツ
・90年代終わりのITバブル期のような経済的価値を、再びwebが持つことになる可能性

(?)は自信なし部分。多分誤訳。

Gtalker(GoogleのIMサービス、Google talkをブラウザ上にFlashで実現したもの)から思いつき。「これからの時代って、アプリケーションは買ってきた製品をローカルのHDD上にインストールするものじゃなくて、契約したサービスとしてweb上で提供されるものになるんじゃない?」と思ってみた。
Gtalkerの凄いところは、ブラウザ上ではシングル・ウィンドウで済ませてるところ。Flash上にMDIを実現しているような感じ。

WritelygOFFICEなど、Word代替ツールは姿を現し始めてますし、現時点でGoogleの提供するGmailは、ローカルのメーラーを十分に越えてますし。
それと、本家wikipediaの項目:web2.0のOverviewの最後の辺りに、「LinuxMacOSXApacheを実装してるし、これからはDIY感覚でみんながwebサーバーを立てるようになるんじゃない?」(意訳)という意見を引用してました。これも興味深し。

Life is beautiful: ビル・ゲイツの家のトイレは流そうとすると「本当に流しますか?」と警告してくる
ここに書かれている、

98年当時、キャップスと私は、"auto save"(全ての変更は警告無しに即座にディスクに反映されるが、簡単にやり直しができる)と "flat file system"(ディレクトリ構造をユーザーから完全に隠し、タグとサーチ機能を全面に出したファイルシステム)という従来とは全く異なる2つのユーザー・モデルの上に成り立つオペレーティング・システムのユーザーインターフェイスを提案し、プロトタイプまで作ったのだが、残念ながら商品化まで持って行くことができなかった。

このflat file systemって、以前友人が教えてくれた「動的rubyによるディレクトリに依存しないシステム」と同じ?

現状、IE7のCSS2への対応具合=IE6と変わらず。

以上、メモ。