西岡兄妹「この世の終りへの旅」
カミュとかカフカ*1みたいな感触。通読はしましたが、うまく飲み込めず。
なんだか、最後の「がんばれ」が、まだ生まれていない子供への言葉に思えてみたり*2。空っぽの味がする話でした。
ところで、同時に注文しておいたマリオ・プラーツの「肉体と死と悪魔」が、予想の二倍の厚さと80%のフォントサイズからなる大著でした。本気で来月はなにも本を買わなくても良い気がしてきました。というか、この本って文系の人向けの読み物な気しかしないんですが……。今更ですが。
- 作者: 西岡兄妹
- 出版社/メーカー: 青林工芸舎
- 発売日: 2003/12
- メディア: コミック
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