『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

幻視者による「化学の結婚」

グスタフ・マイリンク「ゴーレム」読了。う〜ん、分かり難い。
難解、というか錬金術的意匠に惑わされてるのか、結局よく分からないまま読了。
ある種の成長小説として読める気もしたのですが……。そのうち読み返します。


ちなみに現在はジャン・ジュネ「ブレストの乱暴者」、ロード・ダンセイニ「ペガーナの神々」を読んでます。それぞれ、翻訳者が澁澤龍彦荒俣宏で、安心感のある翻訳。
3月30日締め切りの小説も書いていたり。相変わらず、プロットの組み方がよく分からず。単語から連想でどんどん付け足してしまうので、話が別物に変わってしまうし……。
とりあえず、書く上で、最近の自分が感じていた引っ掛かりの原因は把握。古川日出男を読んでて気付いた。
古川日出男「沈黙/アビシニアン」の感想はまた後で。なかなか面白かったことだけはご報告。


化学の結婚―付・薔薇十字基本文書

化学の結婚―付・薔薇十字基本文書