『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

梅田望夫『ウェブ進化論ー本当の大進化はここから始まる』

今さらながら読了。けっこう面白かったですが、この本に関連したはてブのエントリーをよく読んでいた為か、主に認識の再確認及び補完という形に。Googleが今までやってきたこととその方向性、総表現社会における玉石混交問題*1の解決とかその辺が興味深かったです。
しかし、web2.0の根底にあるオプティミズムに関しては若干の疑問も。端的に言うと、それって愚民2.0みたいなものとか誕生しませんか、というだけなんですけど。
まぁこの辺は平行してリラダンを読んでいたので、物事を斜めに観てるだけかも知れませんが。基本が悲観主義らしいですし。その辺はリラダン読み終わった時にでも書きます。
というか、著者の梅田望夫氏、はてなの取締役だったのか……。ちなみに、梅田望夫氏のブログはこちらです。
関連記事的にはこちらがお気に入り。主に引用元とか、BGMの趣味がw
http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002665.html

*1:たとえば「ただの日記以上のものでないブログの数>>>>「知的生産の道具」であるようなブログの数」のなかから、どうやって目的のブログに辿り着くか?ということ。