『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

色々書いた事についてまとめ+反省点

私信です。
http://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060615/p1#c削除済み
私もちょっと周りの空気に飲まれた、というか冷静なコメントをしていないという点に関しては反省しています。
さらにコメントをした際に、その他の人にも言及しようと思うと発言したので、それに倣い二点ほど述べさせて頂きたいと思います。
id:holy-grailさんが煽った件についてですが、煽るのは当然ながら褒められた行為ではないと思います。しかし、id:holy-grailさんがはてブで[火に油]というタグを付けた事に関しては、さほど目くじらを立てるような点はないかと思います。
理由としては、id:holy-grailさんのタグがhttp://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060613/p1削除済みのエントリーに関して「誤読させるような要素がある」と感じていたのではないか、と思うからです。その観点から見れば、それにタグを付けられた当該エントリーhttp://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060614/p1削除済み>は、「誤読させるような要素がある」と感じている人に対して「それはあなたが誤読しているだけですよ」という趣旨に感じれられ、「誤読させるような要素がある」という考えに対して[火に油]という見解があってもおかしいとは思いません。
この観点から見ると、「はてブのコメントから私の日記に突撃してきた」というid:holy-grailさんの発言もさほど奇異には思いません。
また、それに対して『見て貰おうと思うが思うまいが、目に触れるところで悪口書くなボケが。死ねばいいのに。』 というコメントは少々滑稽の感があります。また、言論統制以外にそれを止める手だてがあるとは思えません。加えて、このようなコメントはただ報復なのであって、正当防衛などではないです。


http://d.hatena.ne.jp/ekken/20060616/p2
id:ekkenさんについてですが、一部だけ取り出して恣意的な感のあるエントリーだとは思います。
そのエントリーへのコメント「ダブルスタンダード」についてはそう取れると言う点において反論はありません。id:ekkenさんは「id:holy-grailさんにも問題があったかも知れないが」というように取り上げるべき部分はあったかと思います。
しかし、私としては「煽り」というのは子供の喧嘩の際に周りから飛ぶヤジ程度のものと言う感があり、それについて前述のコメントを述べるのは明らかに「子供のケンカレベル」だと思います。
しかし、「だから何なんだ。単に文句言いたいだけなら黙れ。」は明らかに余計なコメントです。それを言うなら、一番最初の切っ掛けのエントリーhttp://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060613/p1削除済みも同様の理由で発言すべきでなかったと云う事が出来ると思います。


「誤解に関してですが、むしろ字面通り読んでいただければ避けられたものばかりだという方が正しいかと存じます」というコメントを残したそうですが、字面通り読んだところで誤解は発生するものではないでしょうか。字面は確かにid: Leiermannさんの考えている事を表現しているかも知れませんが、それを解釈するのはあくまで読み手です。
id: Leiermannさんの考えている事・字面・読み手が受け取ることの間は字面を挟んで不確定な成分が生まれる*1ので、誤読が生まれない文章と云うのは存在しないと思います。故にどのような文章でも誤読は発生しうるのであり、そのことについては、私を含め、謙虚な姿勢で臨むべきなのではないかと思います。

最後に、私がコメントした理由ですが、以上のような点でid: Leiermannさんに関して反感を抱き、そのまま冷静になるのを待たずにコメントしました。この点に関しては、後々文章を見直して反省しております。私自身も、冷静になってからコメント、あるいはトラックバックするべきだったと思います。申し訳ありませんでした。
コメントをした事自体については既に別のコメントに残している通り、「ブログとして広く公開されている意見であり、またコメント欄も書き込める状態になっているのですから、それに意見としてコメントを付ける事に義理などは特に必要がないのではないでしょうか。」という考えです。
他のコメントに関しても思うところが無い訳ではないのですが、長くなりますので割愛させて頂きます。
id: Leiermannさんにおきましては、注目のエントリーを見たところよいと思えるエントリーも散見されました。勝手な願いとは思いますが、これを切っ掛けに閉鎖などせず、これからもブログを続けて頂ければと思います。


以上、長文及び乱文、失礼いたしました。これをもって、上記の件に関するこちらからのコメント、トラックバック及び言及は最後になればと思います。お手間をおかけしました。

*1:受け取り手の知識、そこまでの話の文脈理解など。文脈理解の過程においてはその都度誤謬が発生しうるのではないでしょうか。