『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

舞台装置としてのジャンル

うっかり未来日記書いてしまった……まぁ、黙ってればそのうち分からなくなるんですが。
J.G.バラードの小説は、SFという舞台装置の上に主題が登場する。
京極夏彦の小説は、ミステリという舞台装置の上で主題が解題される。
という分解の仕方を考えてみた。


「ジャンル」と言う言葉は、まずある形式を見出せる集合に対して与えられる訳ですが、
その形式を言い表す「ジャンル」が発生した時点から
一種の舞台装置として取り扱われるようになるんじゃないかな、と。
要するに、フォロワーの誕生?
何故こんなことを考えたかというと、
境界性文学とか適当なフレーズをでっち上げようかな

それってどんなもの?

ジャンルを舞台装置として、その上で主題を展開していくもの?

ミステリミステリ・SFSFしたもの=舞台装置:ジャンルの上でジャンルをなぞる?


単に音楽でいったらミクスチャーなだけじゃないか、って気も。