『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

光文社古典新訳文庫

光文社古典新訳文庫
最近名作を新訳にするのが流行ってるのかな。新潮の『ロリータ』といい、みすず書房サルトル『むかつき』やカミュ『よそもの』*1といい。以下、創刊ラインナップ。

ロダーリ『猫とともに去りぬ』は本邦初訳らしい。バタイユは『眼球譚初稿』と『目玉の話』を読み比べるという楽しみはあるかも。
10月刊行予定にあるジュール・シュペルヴィエル『海に住む少女』は『沖の少女』と同じかな。
シュペルヴィエルの本は絶版になっているものが多いようなので、来月はこの本を買わなくては。

*1:それぞれ、『嘔吐』『異邦人』のタイトルで知られていると思う。