『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

インサイダーより「アウトサイダー」の報告

コリン・ウィルソンアウトサイダー」を読んでいます。古い本ですが、かなり面白いです。
第四章まで読んだところなのですが、ここまでの感想だと、この本はカミュ「異邦人」やヘッセなどの書評を書く際に良い参考になりそうだなぁ、といったところ。特にカミュの「異邦人」は英訳版タイトルが「アウトサイダー」であるだけあって、結構参考になるかと。
後半にはウィリアム・ブレイクなどが待っているので、割と楽しみ。


でも、いくらアウトサイダーが価値あるものだとしても、その数が増えれば比例的に価値を認められない部分も増えるんだろうなぁ……と、現在まで読み込んだ感想。