9/14、サディスティック・サーカス
だらだらしてたら1週間以上過ぎてしまった。
山本タカト展とかについても書きたいのですが、それ以上にこのイベントについて書いておきたい。
サディスティックサーカス | SADISTIC CIRCUS | 真夜中の巨大な見世物小屋
以下、長い。
続きを読む月比古『弦は呪縛の指で鳴る』
東京にいたときに御茶ノ水のディスク・ユニオンで中古購入。
最近J・A・シーザー以外だと一番多く聞いているような気がする。
ちなみにボーカルの畑亜貴はらき☆すたのオープニング曲の作詞の人。
音楽的にはプログレッシブ・ロックに分類されてるっぽいけど、個人的にはプログレッシブ・ポップ・ロックくらいじゃないか、と思う。言葉の使い方がかなり面白くて、よい感じ。*1
ちなみに、iTunes Storeからも買えます。
- アーティスト: 月比古
- 出版社/メーカー: ディスク・ユニオン
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: CD
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9/13、ジョン・エヴァレット・ミレイ展
だらだらとしていたら一週間過ぎてしまった。とりあえず書く。
渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムで『ジョン・エヴァレット・ミレイ展』を観る。
おそらくミレイの絵を知らない人でも、『オフィーリア』や『初めての説教』『二度目の説教』*1などの作品はどこかで観たことがあると思う。ちなみに、「落穂拾い」のミレーとは別人。
ミレイの作品はどこか物語性みたいなものが分かりやすく存在している感じがあって、気軽に楽しめる感じがした。
彼はヴィクトリア朝時代の人なので、その辺りの分かりやすさが新興の富裕層*2に受け入れられやすかったのかもしれない、などと思った。
『オフィーリア』などはよく死美人の代名詞として名前を聞くが、今回観て思ったのは、描かれたオフィーリア自身よりもその背景の鮮やかさと細やかさの方が、強く印象に残った。
また、テニスンの詩を題材に取った『マリアナ』の装束の青さと布の質感も素敵だった。
同時代人のウォーターハウスもテニスンの詩を題材にした絵を描いていたので、ちょっとテニスンの詩に興味が湧いた。
『ヴィクトリア朝のアリス』という本でミレイの名前を見た気がしたので確認したところ、ルイス・キャロルことチャールズ・ドジソンが、エフィー・ミレイとメアリ・ミレイというミレイの娘を写真のモデルにしていた。
本棚画像
本棚を晒す - 心揺々として戸惑ひ易く
本棚画像のリクエストがあったので、携帯で撮ってみた。画像が小さい&荒くてすいません。
お気に入りの棚最上段。
左から夜想(復刊前、後),評論っぽいもの、精神心裡系、山尾悠子、山崎俊夫。
二段目。左から澁澤龍彦、齋藤磯雄訳『ボードレール全詩集』、ジョイス・マンスール、二階堂奥歯、バタイユ、キャシー・アッカー、トマス・ピンチョン、M.G.ルイス、ミヒャエル・エンデ、笙野頼子。
三段目。佐藤亜紀、筒井康隆、津原泰水、加藤郁乎、ロミ、テッド・チャン、グレッグ・イーガン、カート・ヴォネガット、レム、ボルヘス、ガルシア・マルケス。
四段目。画集と写真集。半分くらいが球体関節人形の写真集。
整理中の国内作家棚。京極夏彦が納まらないのでその辺に積んでる。
国外作家。こちらも整理途中。
顔みたいなのが写っているのは、栗田勇訳『マルドロールの歌』。
積読。これ以外にも部屋のいろんなところに石筍みたいになってる。
あと他に行き場のない漫画の山があるのですが、部屋の惨状が写りこんでしまうので割愛しました。
9/13、フェルメール展
早朝に池袋に到着、あまりすることを考えてなかったので、上野に行って『フェルメール展』を観に行くことに。
8:30ごろから並んでいたのですが、既に20人ちょっとの行列が。会場までには倍以上の人数が並んでいた。
展示内容は、フェルメールの作品自体は7点ほどで、フェルメールと同時期・影響を受けた作家の作品の方が数が多い感じだった。個人的には、フェルメール以外の作家のものは、フェルメールのおまけ感があった。
フェルメールの作品のなかで特に気にいったのは、『ディアナとニンフたち』。軽く寒気がきた。
フェルメールの作品は並びが奥のものほど光と影、明暗が硬質な感じでそれはそれで面白いと思ったけれど、『ディアナとニンフたち』のような柔らかい感じがするものの方が気にいった。