『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

オテサーネク再見

オテサーネク [DVD]

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実家に置き去りにしていたヤン・シュヴァンクマイエル監督の「オテサーネク」。テレビが有馬記念に占領されていたので、Macで観ていました。
久しぶりに観て気づいたのは、「現実・正気」「狂気」「神話・夢」のそれぞれのロジックが作品の中で混濁していて、登場人物もその枠組みの中にある程度分類できる気がする。
それでいうと、主人公の女の子は前半、「現実・正気」<「神話・夢」。後半は完全に「現実・正気」の側(だから、キャベツを食べるオティークは彼女の言うことを聞かない)。ちなみに、オティークは「正気」→「狂気」→「神話・夢」と属するロジックを変化させていったように思ふ。
あと、「主人公の女の子≒大家のおばあさん」のような図式があるような……。やなぎみわみたいですが。
他にも色々と思いついたのですが、先ほど間違ってウィンドウを閉じてしまったので消えてしまった……。