ふたりの三部作とか、アクアリウムの夜の果てへの旅とか色々。
久しぶりに色々購入&届く。
アゴタ・クリストフの『悪童日記』が今年読んだ中でもかなりの傑作だったのですが、その続編『ふたりの証拠』『第三の嘘』を纏めて購入。主人公の名前が明らかになったりで、色々気になる。
そう言えば、アゴタ・クリストフは母語以外で書いている作家ですが、彼女のように母語以外で書いている作家って他に誰がいるかなぁ……。とりあえず思いつくところでは、ナボコフもそうであったという程度なんですが。
セリーヌ『夜の果てへの旅』。「ものよむひと(仮) - FC2 BLOG パスワード認証」で見かけたインタビュー及び同作品の冒頭部分が気になったので。
インタビューの冒頭、
●――あなたご自身はそういう人生の外においでだと断言なさるのですか?
■ああ。
●――この人生に属していない何者かなのだと?
■そうとも。その通り。それがわたしの弱みさね、わたしにとっちゃ、それは……それは誰にも迷惑を掛けない。けどほんとに、わたしには物欲ってもんがないんだ、生まれつきね。
の辺りは以前に読んだコリン・ウィルソンの『アウトサイダー』を連想させる。
そう言えば、映画『気狂いピエロ』で『ギニョルズ・バンド』だったかが引用されてたような。
稲生平太郎『アクアリウムの夜』。実は『アムネジア』は消化不良感を持ったまま放置中なのですが、何か惹かれるものがあったので、こちらも。
スニーカー文庫買ったのって何年ぶりだろう……。何故かスニーカー文庫は嫌いで、昔ライトノベル読んでた頃もあまり買わなかったんだよなぁ……。