『遠い女』を読書中。
ラテンアメリカの作家の短篇集、『遠い女』を読んでいるところですが、もしかしたらポーと合わせ読みすると面白いかもしれない。
個人的にボルヘスとラブクラフトは対照的ながらも、ポーを源流にしていると思ったのですが、ラテンアメリカ系作家へのポーの影響というのは、考えてたよりずっと大きいのかも。
ボルヘスの短編「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」にも名前が出てくるアドルフォ・ビオイ・カサーレスなんかは、どこかラブクラフト的*1な気がする。
もしかしたら、(自分がイメージしている)マジックレアリズムと呼ばれる系統はガルシア・マルケス近傍*2に限ったもので、それ以前になるとそれとは違った作風が多いのかも。