『書物の迷宮』予告篇

思い出したように本を読み、本の読み方を思い出す

国書刊行会の「これから出る本」

短編小説の快楽全5巻

さすが国書刊行会,誰だかよく分からない人が多いw
分かる範囲で言うと,レーモン・クノーは『文体練習』とか「そいつはモール・モール・モール(噛んで噛み殺す)!そこはモール(死神)の棲むところ」の人ですね.
アドルフォ・ビオイ=カサーレスって,たしかボルヘスの短編にビオイ=カサーレスという名前を見たような気がするので,同一人物かな…….ビオイ自体はそれほど珍しくなさそうな名前なので,分かりませんが.
イタロ・カルヴィーノは『木登り男爵』とかの人ですね.


こういう短編物も気になりますが,国書刊行会というと「未来の文学」シリーズが特に気になるなぁ.なかでも,ミステリのランキングとSFのランキング両方に名の挙がってた『ケルベロス第五の首』とか.


そう言えば,ヘシオドスの『神統記』では,ケルベロスの首は50くらいあったような.